こんにちは、
今回はお金のお話しです。
皆さんは毎月頂いている
お給料の明細書は見ていますか?
恐らくこんな感じですかね?
・軽く見てゴミ箱にポイ
・見ないでロッカーにポン
・自宅の机の上にトン
ここだけの話ですよ、
ボクこれやってました。
しかもずっと。
「なんかやたら引かれてない?」
「経理、間違えてないかな?」
ひとりブツクサつぶやいてました。
これ、危険ですよ。
なぜなら、
今の日本は仮に給料があがってもそれに
比例するかの様に税金もあがるシステム。
今月は残業たくさんしたから
給料が増えた。
通勤費を少しごまかしてしまおう。
「これはラッキー!」
ではないんです。
むしろ、
アンラッキーの方がおおい。
今回は知らないと怖い、
知ってて絶対に損しない
給与明細の中身を解説しますね。
ポイントは3つ。
まずは、
① 健康保険料
毎月支払うことで
かぜをひいた時、具合が悪い時に
病院かクリニックでかかる金額が
3割のみの自己負担ですみます。
これ、スゴくないですか?
もちろん多くの人が納めている
わけですが、負担が3割で済むなんて。
ちなみにアメリカにはない制度なので
日本がどれだけ恵まれていることか。
それもあってボクは少しでも体調が
悪かったりかぜかなって時は
病院にすぐに駆け込みますよ。
みなさんも我慢なんて
しないで素直にお医者さんの
お世話になりましょう。
○ 健康保険料の決り方
毎月、明細に書かれている
健康保険料はどうやって
決められているかご存じですか?
こんな感じです、
✅4月~6月末のまでの3ヶ月間に支給された
給料の総支給額の平均できまる
そして、
変更はその年の10月から。
この総支給額ってのがやっかいで
基本給、各種手当に通勤手当、残業代
も含まれているのです。
ちなみにみなさん、
こう思ったことありませんか?
「案外、引かれているな…」
ボクも実際に思いました。
さきほども言いましたが、
残業をたくさんしたからと喜んでは
いられないのです。
通勤費にしても同じで
たとえば、
・ Aさんは徒歩で通っていて通勤費が月に0円
・ Bさんは遠くから通って通勤費が月に2万円
残業代と同じ考え方で
通勤費がそのまま総支給額に
反映されます。
もうお分かりですよね?
基本給、各種手当、通勤費は自分では
どうにもできないとして残業代は
どうにかできそう。
結論、
4月~6月末はできれば
残業は控えましょう。
職種にもよるとは思いますが、
まわりの人にゆずって速やかに
帰るにのがベストです。
このご時世、
残業代を稼ぎたいのは分かります。
しかしこの期間はがまんがまん。
続いて、
② 厚生年金保険料
こちらはボクたちがきちんと
将来もらえるのかもらえないのか
もらえてもかなり少ないんじゃない?
とされている年金です。
実は現役世代のはらっている年金の全てが
受給者のもとにいっているわけでは
ないのです。
ちなみにこの現役世代とは
15歳~64歳で体力、知力がまだ衰えて
いない働けるとされている人たちのことです。
心配されていることとして、
❌ 少子高齢化によって働ける人が少なくなり
高齢者がうけとる年金が減る
❌ 受給の始まる年齢があがってしまう
(65歳→70歳以降)
例えば、
ボクも昔は60歳で現役を終えてあとは
「好きなことをしてのんびりしましよう」
なんて考えていました。
しかし、
もうそんな気楽なことは言って
いられなくなってきましたよね。
ホントに今後どうなってしまうのか
気になります…。
○ 厚生年金保険料の決り方
これ意外でした。
なんと、
健康保険料のときと同じで
4月~6月末の3ヶ月の給料の
総支給額の平均で決まるのです。
ということは、
対策は健康保険料の時と同じです。
引っ越せる人は引っ越して((笑)
職場の近くに住んで通勤費を安くすませ
残業はやめましょう!
最後に、
③ 介護保険料
介護保険料は40歳の方以上が
納める税金です。
なので20代、30代の方は
までピンときませんよね。
でものちのち働いていれば
おのずと納めなければいけないので
気になるところです。
こちらは、
60歳以上の高齢者や40歳~64歳の中でも
要介護認定をうけている人
が受け取れてます。
さらに介護施設やバリヤフリーなどの
住宅をなおす補助金に使われます。
実質的に40歳以上の方で
介護の業界をささえている感じですね。
○ 介護保険料の決り方
実はこちらも、
健康保険料と厚生年金保険料と
同じ決りかたです。
なので、
注意すべき点は一緒ですよ。
⭕ まとめ
・給与明細はきちんと見るようにしてできれば
内容は把握しておくのがいい(捨てちゃだめよ)
・期間によって残業はしないもしくはほどほどに
・簡単な税金のことが知れてお金の
勉強にもなってマネーリテラシーもあがる
たかだか紙っぺら一枚ですが
情報のタカラ箱です。
是非、
スルーしないで毎月どのくらいはらって
それが何に使われているか知るのもいいですよ!
今回の記事はこちらの書籍を
参考にしました。
今回は健康保険料、厚生年金保険料、
年金保険料の3つを紹介しました。
そのほか、
雇用保険や所得税、住民税のことが
サクッと書かれています。
ムズカシイことは一切ないです。
要点だけ知りたい方は是非、読んでみてください。
そろそろ年末調整に向けていろいろな
書類がとどく時期ですよね。
しかもKindleUnlimited(アンリミ)
に入ってる方は無料で読めます!
ではまた。